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ストレスと高血圧の関係

温度の急激な変化によって血圧が急変動することで起こる健康被害「ヒートショック」のリスクは近年よく知られるようになりました。
ですが、意外と見逃されがちなのがストレスと血圧上昇の深い関係です。

今回はストレスと高血圧の関係について解説していきたいと思います。

 

高血圧とは?

前回の記事でも紹介しましたが、もう一度高血圧がどんな病気かお話ししたいと思います。

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。
よく、血圧の「上」や「下」という言い方をしますが、上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧(最高血圧)」のことで、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧(最低血圧)」のことです。

収縮期血圧が140㎜Hg以上、拡張期血圧が90㎜Hg以上のとき、高血圧と診断されます。

 

成人における血圧値の分類

成人の血圧値は、以下のように分類されます。

収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上の人は高血圧に該当されます。

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高血圧にはストレスも深く関与

血圧が高めで日々の食事内容に気を配っていても、意外と見過ごしてしまいがちなのがストレスの存在です。
ストレスには、「肉体的ストレス」(気温や湿度などの気候条件の他、疲労や緊張、睡眠不足など)と、「心理的ストレス」(さまざまな悩みや怒り、興奮、精神的ショックなど)がありますが、いずれの場合も、人はストレスを受けると血圧が一時的に上昇します。

これはストレスに対抗するための防御反応で、いい意味での緊張状態が発生しているともいえるそうです。
ですが、ストレスを受けた状態が長期間続くと、ストレスに弱いタイプの人は、 慢性的な高血圧状態になりやすいといわれます。
また、活性酸素によってからだが受けるストレスも血圧に影響するといわれています。

 

ストレスによる血圧上昇

高齢者

高齢者は軽いストレスでも血圧の変動が起こりやすく、からだが血圧を調節する機能も低下しているため、ストレスには特に注意が必要です。
家族が高齢の場合も同様です(特に災害や家族関係の変化、転居などの環境の変化は高齢者にとって大きなストレスに)。

メタボリックシンドローム
動脈硬化の危険因子が複数あり、血圧にも影響を与えやすいです。

 

さまざまなストレスと上手につき合い、血圧の急変動を起こさないための対処法は知っておきたいですね。
誰でも簡単に取り入れられる方法をここで紹介します。

冬は特に温度差に注意する(家の寒いところには暖房器具を置く、熱すぎるお湯に入るのは避けるなど)
朝はゆっくりと起床する(朝は血圧が高くなるので、軽くからだを動かして温めてから出かける余裕を持つのが理想的)
日頃から血圧が高めの人は、無理な運動や仕事などでのストレスに注意。塩分を控えた食事や血圧管理(定期的な血圧測定など)も大切
家庭での血圧が高めになっている場合は、ストレスも疑う(慢性的な疲労や睡眠不足、胃腸の不調、風邪をひきやすい、頭痛や肩凝りが多いといった症状はストレスのサインかも!また、慢性的な飲酒過多も血圧を高めるといわれます)
自分の抱えているストレスに気づき、脳をリラックスさせる習慣を持つ(入浴や睡眠前の時間を楽しむなど)、適度な運動や趣味などで積極的に気分転換を図るなど
からだの抗酸化力を高める食事を心掛ける
深呼吸をする(一時的にでも、血圧を下げる効果あり!)

 

まとめ

高血圧の状態を長年放置していると、それだけ血管の傷みも進行するといいます。

急激な温度差や塩分の多い食事に気をつけるとともに、さまざまなストレスにも敏感になり、健康なからだを目指しましょう。

今回はストレスと高血圧の関係について解説しました。