食事療法は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなくとることが大切です。
食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりかんで、腹八分目で食べるよう心がけましょう。
今回は「糖尿病の食事療法」について解説したいと思います。
糖尿病について
糖尿病とは、血糖を下げるインスリンのはたらきが不十分でないため、血糖値が高くなる病気です。
放置していると、いろいろな臓器に合併症が起こるリスクが高まります。
食事をすると血糖値が上がります。
上がった血糖値をさげてくれるのがインスリンというホルモンです。
糖尿病とは、このインスリンによる血糖を調節する仕組みがうまく働かなくなり、高血糖になってしまう病気です。
糖尿病の診断基準について
初回の検査で以下の項目を検査します。
1.空腹時血糖値126mg/dl以上
2.75gブドウ糖負荷試験で2時間血糖値200mg/dl以上
3.随時血糖値200mg/dl以上
4.HbA1c 6.5%以上
2.75gブドウ糖負荷試験で2時間血糖値200mg/dl以上
3.随時血糖値200mg/dl以上
4.HbA1c 6.5%以上
別日に再検査をして再び1~4のいずれかに該当すれば、糖尿病と診断されます。
糖尿病の食事療法について
こんな人は要チェック!
・食事をいつもお腹一杯食べる
・野菜が少ない
・間食が多い
・肉類・揚げ物が多い
・あまり体を動かさない
・野菜が少ない
・間食が多い
・肉類・揚げ物が多い
・あまり体を動かさない
日本人の糖尿病患者の95%以上を占める2型糖尿病は、血糖を下げるインスリンの分泌が障害されたり効きが悪くなることから発症します。
生活の都市化による運動不足と食事の欧米化により糖尿病が増えてきてます。
摂取エネルギーを適正に!
・食事は腹八分目を心がけましょう
・朝食を抜くと、肥満のもとです
・ながら食いは食べすぎます
・早食いやまとめ食いも避けましょう
・食事はゆっくりよく噛みましょう(目標は30分を目安に!)
・朝食を抜くと、肥満のもとです
・ながら食いは食べすぎます
・早食いやまとめ食いも避けましょう
・食事はゆっくりよく噛みましょう(目標は30分を目安に!)
食事は栄養バランスを考えて!
・食事は1日3回、規則正しく
・糖質は果糖や砂糖より米などからとりましょう
・タンパク質は魚介類や大豆、脂身の少ない肉からとりましょう
・野菜や海藻でビタミン・ミネラル・植物繊維をよくとりましょう
・糖質は果糖や砂糖より米などからとりましょう
・タンパク質は魚介類や大豆、脂身の少ない肉からとりましょう
・野菜や海藻でビタミン・ミネラル・植物繊維をよくとりましょう
まとめ
食は、身体をつくる大切な要素で、生きる楽しみのひとつでもあります。
糖尿病の改善や予防には、食事のカロリーや糖質、食塩摂取量をコントロールすることができます。
今回は「糖尿病の食事療法」について解説しました。