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高血圧の症状|血圧が高いとどうなる?

  • 2020年8月28日
  • 2020年8月28日
  • 高血圧

前回は高血圧と、その種類について解説しました。
今回は、高血圧の症状、血圧が高いとなにが危険なのかを解説していきたいと思います!

 

高血圧とは?高血圧の症状

前回の記事でも紹介しましたが、もう一度高血圧がどんな病気かお話ししたいと思います。

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。
よく、血圧の「上」や「下」という言い方をしますが、上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧(最高血圧)」のことで、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧(最低血圧)」のことです。
収縮期血圧140㎜Hg以上拡張期血圧90㎜Hg以上のとき、高血圧と診断されます。

 

高血圧の自覚症状としては、頭痛、めまい、肩こり、むくみ、動悸などが上げられます。
しかしこれは他の原因によるものとの区別がつけにくく、一概にすべての症状が高血圧による症状とは言えません。
むしろ、自覚症状がなく、知らないうちに高血圧が進行し、気づいたときには心筋梗塞や腎不全などの合併症を起こしてしまうことがあります。

 

血圧が高いとどうしていけないの?血圧を左右する要因

「お医者さんに血圧が高いといわれたから塩分を控えないと…」というようなことを言っている人は身近にいませんか?
日本人の人口の1/3は高血圧だと言われているほど、高血圧は身近な病気です。
ですが「高血圧のせいで、からだがつらくて困っている」という話はあまり聞きません。
自覚症状は問題にならないのに、なぜ血圧が高いといけないのでしょうか。

先ほども紹介しましたが、高血圧を放置していると多くの臓器・部位にさまざまなかたちで悪影響、つまり合併症が現れます。
高血圧を治療するのは、そうした合併症を未然に防ぐためです。

血圧を上げるもの、下げるものには以下のような要因があります。

血圧を上げる要因
・塩分の摂りすぎ
・加齢
・ストレス
・激しい運動をしたとき
・寒さ(冬)
・外気温の急変(入浴時の脱衣やいきなり熱いお風呂に入ったとき、冬季に暖かい室内から外出するときなど)
・睡眠不足
・過度のアルコール摂取
・便通時などの力み
・日常の運動不足
・肥満・過体重
・遺伝による体質
・動脈硬化などの病気
血圧を下げる要因
・休養、睡眠
・運動習慣
・暑さ(夏)
・入浴(ぬるめのお湯で)
・少量のアルコール摂取

 

合併症の危険!血管の多い臓器ほど危険

高血圧の怖さは、無自覚のうちに進行して様々な合併症を起こしてしまうことにあります。
そのため高血圧は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれています。
血管に常に通常以上の圧力がかかるため、血管壁が厚くなり弾力性が失われ、内壁にコレステロールが沈着して動脈硬化が進みます。
動脈硬化は高血圧を加速し、その結果さらに動脈硬化が進むという悪循環となります。
合併症は症状が出てから治療しても何らかの障害が残る場合が多いので、日頃から血圧の管理を行うことが大切です。

主な合併症
心血管障害:心肥大、心不全、狭心症、心筋梗塞 など
脳血管障害:脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血 など
肝機能障害:腎硬化症、腎不全 など
血管障害:大動脈瘤 など

まとめ

すでに血圧が高めの方はもちろん、そうでない方も深刻な事態をまねくことにならないよう、血圧がそれ程高くない時期から生活習慣を見直して、血圧コントロールに努めていきましょう。