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糖尿病|1日のエネルギー摂取量

  • 2020年11月4日
  • 2020年11月19日
  • 糖尿病

糖尿病治療の目的は、血糖値を良好に保つことで、合併症の進展を防止し、健康な人と変わらない日常生活の質を維持する事です。
食事療法は糖尿病治療の基本です。
自分にいちばん適切な食事の量(エネルギー摂取量)を知り、栄養のバランスを考えた食事を規則正しくとりましょう。

今回は「糖尿病における1日のエネルギー摂取量」について解説していきたいと思います。

 

糖尿病について

糖尿病とは、血糖を下げるインスリンのはたらきが不十分でないため、血糖値が高くなる病気です。
放置していると、いろいろな臓器に合併症が起こるリスクが高まります。

食事をすると血糖値が上がります。

上がった血糖値をさげてくれるのがインスリンというホルモンです。

糖尿病とは、このインスリンによる血糖を調節する仕組みがうまく働かなくなり、高血糖になってしまう病気です。

 

糖尿病の診断基準について

初回の検査で以下の項目を検査します。

1.空腹時血糖値126mg/dl以上
2.75gブドウ糖負荷試験で2時間血糖値200mg/dl以上
3.随時血糖値200mg/dl以上
4.HbA1c 6.5%以上

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別日に再検査をして再び1~4のいずれかに該当すれば、糖尿病と診断されます。

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1日のエネルギー摂取量について

冒頭でもお伝えしましたが、食事療法は糖尿病治療の基本です。

しっかり食事療法を行うと、薬を使わずに血糖をコントロールできる人も少なくありません。

自分にいちばん適切な食事の量(エネルギー摂取量)を知り、栄養のバランスを考えた食事を規則正しくとりましょう。

 患者さんの年齢、体格、労働量(カロリー消費量)などを参考にして、主治医が1日のエネルギー摂取量を決定します。

 

食品交換表も活用しましょう

日本糖尿病学会が作成した「糖尿病食事療法のための食品交換表」を活用しましょう。

食品交換表では主に含まれる栄養素によって食品を6グループに分類し、 80kcalを1単位として、相当する食品の量がグラムで表示されています。

食品の栄養素とそのエネルギー量を学びましょう。

まとめ

食事療法は、自分の適正エネルギー量を知り、その範囲で栄養バランスを考えてさまざまな食品をまんべんなく摂ることが大切です。
食事を抜いたり、まとめ食いしたりはせず、朝食、昼食、夕食の3回ゆっくりよくかんで、腹八分目で食べるよう心がけましょう。

今回は「糖尿病における1日のエネルギー摂取量」について解説しました。

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